ドライクリーニングの注意点
2008 / 02 / 10 ( Sun ) 最近、ちょっと「クリーニング」への意識が変わりつつあります。
というのも、先日 ドライクリーニングの残留ドライ溶剤でガンになる?! という、ちょっと目を引くタイトル記事に出会ったんですね。 まあ、これは「最悪その危険性も免れない」ということだと思うので(^^) ドライクリーニングの全てがそうということではないと思うのですが、 興味深かったので、いちおう記事の内容を書いてみたいと思います。 まず、ドライクリーニングとは、文字通り「水を使わない」で洗濯する方法。 では、何を使って洗濯するのかというと、有機溶剤。 これは、ベンジンで油汚れを落とすのと同じ仕組み(!) なのだそうです。 この有機溶剤には、主に ①塩素系 ②フッ素系 ③石油系 があって、現在国内で使われているものは、 ①の塩素系 パークロロエチレンという物質。 毒性、刺激性が強く、場合によっては、 発ガン性、生殖障害、皮膚刺激性、流産、肝障害、 腎臓障害、神経毒性などの危険性も指摘されているのだそうです。 仕上がったスーツなどを、ビニール袋から出すと、 ツン!とした石油臭が鼻をつきますよね。 それこそが、有機溶剤で、この臭いがきついほど、 有毒溶剤の残留もきついと考えられているようです。 そのままクローゼットにしまうと、 中の衣類全体に毒性が移ってしまうので 30分くらい外で干して、溶剤を飛ばしてからしまう のが良いとのこと。 でも、環境先進国ドイツなどの洗浄機は、このような有害溶剤を 大気中に放出させないように、中の溶剤濃度が一定の安全数値に 下がらないと、洗浄機のフタが開かない仕組みになっているものも あるんですって。お見事ですよね~! ドライ溶剤が残留した洋服などをそのまま着ると、 「化学火傷(やけど)」という火傷に良く似た症状をおこす被害例も 出ているそうですので、肌の弱い方などは、特に要注意かなとも 思います。 それに、ちょっとこれも気持ち悪いなと思ったのですが、 ドライ溶剤は、最近まで廃棄の規制がなかったので、 これまでずっと地下へ浸透させてきたのだそうです。 そのため、土壌汚染、地下水汚染など、深刻な環境問題も 避けられないと…。 クリーニング業界も、環境対策、また、仕事に関わる人達の健康被害 のことを考えて、水洗いできるものは「脱ドライ」(従来の水で洗う方式) への動きが始まっているとのこと。 ふう…。 しかし、こうしてみると、知らないだけで、いろんなところで、 人間、そして地球というものは、数々の刺激の強い物質に さらされているものですね。 みんなが安心して、安全な暮らしができるには、 どうしたら良いのでしょう。 いろいろと考えさせられる一件でした。 参考文献・自然医学 no.476 スポンサーサイト
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* 私さんへ♪ *
なるほど。自衛作が大事ですよね~。 私さんのおっしゃるように、自分で洗濯をするのがベストですよね! あの記事の続きにも、クリーニング会社の社長さんのお話が載っていて、 水洗いできるものは石鹸を使ったウェットクリーニングのほうが良い (ドライではなくて)というようなことが書いてありました。 水溶性の汚れは、そうでないと落ちないそうなのです…。 私もこれから洗濯表示をきちんと見ようと思いました! * ドライクリーニング *
ルルさん、こんにちは♪ ドライクリーニングってほんとに怖いんですね。 10年以上前のことですが、クリーニング店で真っ黒な液体と衣類がぐるぐる回っている&どこの誰だかわからない人の衣類も一緒にぐるぐる回っているドラムを見て以来、ドライ表示の衣類もホームクリーニングしています。OL時代は通販生活で背中みたいな形&腕用アイロン台を購入しスーツやワンピースも自宅で洗っていました。風合いが変になったり失敗してダメになったモノもありましたけどね(笑)スーツ類を着なくなった今は洗濯も楽ちんです♪ * かりんさんへ♪ *
かりんさん、こんばんは♪ かりんさんは、ドライ表示のものも、ご自分できちんと お洗濯されているのですね~!すごいなあ♪♪ あのクリーニング店のドラムで見る黒い液体は、 溶剤を取り替えることなく、継ぎ足して繰り返し使うので、 汚れが吸着して黒ずむのだと、この記事には書いてありました。 それはさすがにちょっと気持ち悪いものですものね~!(^^) 私もかりんさんを見習って、自分で洗濯できるものは洗濯しようと 思いました♪ |
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ドライクリーニングの危険は、肌で感じてます。
皮膚がかゆくなったり目がチカチカしたり。
目に来るとヒドイんで、干すのも大変って感じで。
だから自分のは、ここ10年以上はクリーニングは利用してません。
シャボン玉石鹸で頑張って洗ってます。
服を購入するときも、洗濯表示をチェックして、
面倒臭そうなのはなるべく買わないようにしたり。
自衛するしかないんですよね~